こんな悪徳営業マンがいました
 
 空自・府中基地 幹部自衛官  
                            
 
         【詐欺にあった事例です】
1 事例
 某社で家を建てたときにオプションの内装を依頼し、代金として営業マンに180万円を支払ったら100万円と80万円の2枚に分けて領収書をくれた(領収書には、会社の印鑑が押してあり、見た目には正規の領収書であった)。 
 理由を聞いたら、税金対策として2枚に分けたとのこと。 そんなものかと特に疑問も持たなかった。 
 その後、他にもオプションの内装や工事を頼んだが、領収書は同じように金額を分けて2枚渡された。 

 たまたまその営業マンが急死し領収書の偽造および詐欺が発覚した。
 その営業マンは正規の金額に上乗せして不正に請求し、領収書を2枚つくって上乗せ分をバレないようにしていたとのこと。

 調べたら合計約300万円の被害とわかり、会社が責任をとって返却してくれた。
 (上記180万円の内訳は、100万円が正規の値段で80万円が不正の上乗せ分だった。 当然のことながら、80万円分の領収書の控えは会社には無かった。)

2 助言
 たまたま悪徳営業マンが急死したから不正が発覚して被害が無かったのですが・・・・。
 通常、このように領収書を2枚に分けることはありません。
 「仲間を信じる」ことに慣れている自衛官は騙されやすいので要注意!

*詐欺が発覚した際、この隊員は会社から持っている領収書全部の提示を求められたが、逆に会社で保管している領収書の控えを先に提示するよう求めました。 こちらの持っている領収書を提示したら、今度は会社が不足分(詐欺された)領収書の控えを作る可能性があったからです。 失敗から教訓を得て同じような失敗をくり返さないところはさすがだと思います。

*3年間の部隊訪問で、騙されたという体験談ははじめて聞きました。今回は営業マンの急死で発覚したのですが、騙されているのを知らないでいるケースが結構あると思います。

***8年目になりますが、騙されたのを聞いたのはこの1件です。(平成21年5月)